元利均等返済シミュレーション

Ver7.7=公開版Ver7.4との相違

このページは2004/5/11更新
04/2/23創設


バージョンVer7.7 の更新概要


1.複数融資繰上効果検証の新設(シェアユーザー対象)
 下の3.で述べた比較表を活用して、当サイトの特集「繰り上げ返済の
最適化?の矛盾
」でも取り上げた返済能力を加味した計算法を簡単に実
現。その結果複数融資の繰上比較が簡単化できるようにした機能の新設。
中でもここではその基礎的で実用的な部分を扱います。
  分散繰上時指定額繰上(A表)−繰上無し現行(B表)   と
  全額片繰上時短期物全額繰上(A表)−長期物全額繰上(B表)
                        の2種類の一括比較をリリース
 分散繰上では、直接2つの融資の繰上額を個別指定して、しなかった時
を基準にしてその効果がダイレクトに時間的推移をもって確認検証できます。
 全額片繰上では、直接2つの融資の繰上額を片方に全額として、短期物
への効果が、長期物へを基準にして比較できます。一括全額繰上でどちら
への返済が有利なのか簡単に判断できるようになります。

 分散繰上機能でその繰上額の効能を実感する事がまずは先決でしょう。
さらに、私共が提唱しているように本当に分散化が不利であるなら、全額片
繰上機能
での活用で、長期物へか?短期物へか?がはっきりと検証・提示
できることとなりより実用的な判断が可能となります。
                        参考例解説
 全てグラフで感覚的にも把握可能です。


2.分散繰上効果一覧表&グラフの新設(シェアユーザー対象)
 上の1.機能をさらに応用発展させて2融資への分散繰上金額を少しずつ
変えて一覧表にしてしまう機能&そのグラフ化機能の追加です。
 どのようなことが出来ることになるのかは、
        特集「繰上返済額分散化の愚
                をご覧いただければ、そのものズバリです。
 一括から分散さらに一括へとプロでも判断つかない領域まで踏み込んだ
検討が可能です。 ただし、私共が提唱しているように本当に分散化が不利
であるなら、この機能は実は無用の長物なのですが・・(笑)。検証下さい。


3.カレント両表の「比較表」の新設(原則メールユーザー以上対象)
 前バージョンVer7.4で、カレント両表を独立した窓(フォーム)にし、さらに
記憶域が5つ設定されたことによる応用機能の装備です。

 例えば、A表に記憶3+記憶4、B表に記憶2+記憶5、
さらに、A-B=差引比較表で「A表-B表」の3つの表を設置
A表・B表での記憶域の組合わせは自在です。
 転記されるデータは、ボーナス返済も合成した「合成返済表」から転記し
月回・年・月・返済1回分・利息小計・元入小計、及び、新規発生元金・
利息累計額・元入累計額・元金残総額 の各項目です。
 複数の融資の合成結果 や 効果検証のための差引計算が全月回に
渡って時系列で閲覧できるようになります。

 3種の表全てにグラフ機能を追加。感覚的にも又誤りのチェックにも活用
可能な仕様としました。
 さらにCSVファイルにも出力可能で表計算等に活用可能

 フリーで提供するつもりでしたが、月差の調整関係でメールユーザー以上と
させていただきました。より多くの方に是非とも活用いただきたい機能です。
−−作業経過確認用に当面の間フリーユーザーも利用可能−−


4.カレント両表での読込・保存・復元 (全ユーザー対象)
 カレント両表での読込・保存がフリーユーザー含め可能となります。

 カレント両表の基本設定事項のデータを復元する「復元ボタン」も同時に
設置されています。現表示のカレントデータから基本設定事項のデータを
読み込んで基本設定欄に復元する機能で、従来の複合編成頁にあった物
と同機能。


5.カレント両表での一括読込・一括保存(メールU.以上対象)
 カレント両表で、5つの記憶域を一括して読込・保存する機能です。
作業の中断によるプログラム終了直前に[一括保存]しておけば、再立ち
上げ後[一括読込]ボタンだけで即作業が開始できます。
 ここではファイル名は不要で、1クリックだけです。利便性との引き換えで
各所への上書き確認が一切されませんので、くれぐれも注意した上で活用
下さい。大切なデータは上の4.で!


6.最終月回元金残0化(原則メールユーザー以上対象)
 複合編成での、[コピー作業]、及び[カレント+合成作業] の際に、
最終回を単一の月回化して、最終月回での元金残を0化します。
 カレント両表ではこのことは色々な汎用性の確保で無理だったのですが、
合成返済表では支障がないのでここで実現することとし、各応用機能への
対応も可能な変更を致しました。


7.月回の保持 (再計算ナビ/機能により全ユーザー対象)
 従来は==初回補正を通さず[月回増減]操作は月々とボーナスの月差の
みに利用し、月々分への操作は避け、ボーナス分のみとして下さい。
計算ナビ系の{繰上返済}や{金利変更}、さらに「繰金ナビ」で、月々の初回
の月回は必ず1へと強制変換します。(月々とボーナスの月差は保持)
・・・これは、何ヶ月目という純粋表示のためにこのような仕様となります。
==
       としていたのですが、スタート時期差が伴う複数の融資の扱い
繰金ナビ等の比較(特に月回の増減)で支障を伴いがちなので、計算ナビ
系を通したときの初回1への強制変換を取り止め、そのまま処理できるように
改めました。
 これにより今まで「月回」の扱いに悩まされていた方は楽になるかと思われ
ます。


8.一時記憶での作業設定の記憶と呼込 (全ユーザー対象)
 カレント両表で、5つの記憶域に於いて前回設定し忘れた機能です。
元利均等・元金均等の別、及び端数処理の3種設定や初回補正等の作業
情報設定
も同時に一時記憶させ呼び出します。
 Ver7.4ではこの機能が欠落しており、本体の設定のままで処理されてしま
い、異種設定のカレント表が混在して記憶域にある場合には再計算等で不
都合
が生じる可能性があります。(→その都度設定で現在も対処可能)


9.その他バグ訂正・使い勝手の向上
 【複合編成】の「合成返済表」周辺のルーチン改善とバクフィックス。
          →消去新設とボーナス単独時の不備改善
 Ver7.4でリリースした「延長」機能は混乱しやすいので感覚的にも合致した
処理し易い様に制御改善。
等々、使い勝手の向上。


以上「元利均等返済シミュレ−Ver7.7=Ver7.4との相違−」



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上記案内更新2009/12/30

平成16年2月23日新設以来通算